葛飾区ねじ連合会(金枝一則会長=㈲鋲定金枝製鋲所)は、10月16日~18日にテクノプラザかつしか(東京都葛飾区)で開催される「第42回葛飾区産業フェア(工業・商業・観光展)」に「ねじ作り体験コーナー」を出展する。これに伴い、同コーナーの運営をサポートするねじ業界関係者のボランティアを広く募集している。
葛飾区産業フェアは、40年以上前に葛飾区の産業を地域住民にアピールすることを目的に始まった。これを契機に区内の各工業団体が発足し、葛飾区ねじ連合会も区内のねじ関連企業が集まって組織された団体の一つ。同連合会は産業フェアへの出展を通じ、地域住民にねじ産業や製造工程への理解を深めてもらう活動を続けている。
「ねじ作り体験コーナー」は、ねじ製造の工程を分かりやすく体験してもらうために同連合会が製作した手動機械を使用する。来場者自身が機械を操作してねじを製造し、完成したねじをストラップにして持ち帰ることができる。小学生から大人まで幅広い世代に人気を集める同フェアの名物企画となっている。
体験では、手動パンチ機を使ってねじ頭部に「スマイルマーク」を刻印するほか、手動転造機では平ダイスに挟んだねじをハンドルで回し、重みを感じながらねじ山を成形する。カメラ搭載でモニタから平ダイスがリベットを挟み込み転造するようすを見ることができる。また、手動ナットねじ切り機では、ハンドルを回して真鍮製六角ナットにめねじを切る。いずれも来場者自身が機械を操作することで、普段目にする機会の少ないねじの製造工程を体感できる内容となっている。
同フェアには地元小学校の児童も社会学習の一環として多数来場する。地域の子どもたちに地元産業への関心を持ってもらい、将来的なファスナー業界への人材流入につなげることも、同コーナーの重要な目的の一つ。実際に「子どもの頃に体験した」と振り返る大人の来場者もいるなど、長年の取り組みが地域に根付いている。
一方、これまで同コーナーの運営は会員が中心となって担ってきたが、来場者が集中する時間帯には人手が不足することも多く、会員の家族も含めて対応してきた。今回、ねじ作り体験を通じた業界PRや、一般来場者へのねじ産業の理解促進に関心を持つねじ業界関係者を対象に、運営ボランティアを募集する。
特に10月16日の初日は、地元小学校の児童が多く来場するため、繁忙日となる見込み。手動機械の操作方法を説明したり、来場者の操作を補助したりするサポートスタッフを求めている。参加可能な日程だけでなく、一日のうち一部の時間帯のみの協力も広く受け付ける。
「第42回葛飾区産業フェア」は10月16~18日の午前10時から午後4時まで開催。ねじ業界関係者にとって、地域との交流を深めるとともに、次世代にねじ産業の魅力を伝える機会となる。
ボランティアに関する問い合わせは、金属産業新聞社・東京本社の葛飾区産業フェアボランティア募集担当(電話03―3433―6813、メールtokyo@neji-bane.jp)まで。





