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売上高、全社で前年比増

上場企業第2四半期

ねじを取扱う上場企業(メーカー、商社)で3月決算の企業13社について、第2四半期の決算短信が出揃った。売上高・営業利益・経常利益・純利益の対前年同期比において、「増加」した企業数が「減少」した企業数を上回った。一方、売上増に対する利益の伸び悩みも見られる。

平成30年3月期第2四半期(平成29年4月1日〜平成30年9月30日)の「売上高」については、13社中13社全てが前年より「増加」し、「減少」した企業は0社となった。一方、一年前の平成29年3月期第2四半期では、前年より「増加」した企業は5社にとどまり、「減少」した企業は8社と、「減少」の企業数の方が多かったが、今期では、「増加」の企業が占めた。

平成30年3月期第2四半期の「営業利益」は、前年より「増加」した企業は13社のうち7社、「減少」した企業は6社となり、「増加」の企業数が1つ上回っている。売上高において全13社が増加したことと比すると営業利益は「減少」の企業が半数近くに増えている。一方、平成29年3月期第2四半期においては、前年より「増加」した企業は8社、「減少」した企業は5社と、その年の売上高における苦戦に比すると営業利益では健闘がなされていたが、今期はこの反対の傾向である。

平成30年3月期第2四半期の「経常利益」については、前年より「増加」した企業は9社、「減少」した企業は4社となり、営業利益より経常利益は良好な結果となっている。一方、平成29年3月期第2四半期では、前年より「増加」した企業は7社、「減少」した企業は6社(このうち経常損益1社)であったが、今期は、経常利益が改善している。

平成30年3月期第2四半期の「純利益」については、前年より「増加」した企業は7社、「減少」した企業は6社となり、「増加」が「減少」を一社分上回っている。一方、平成30年3月期第2四半期では、前年より「増加」した企業は6社、「減少」した企業が7社(このうち純損益1社)であったため、今期は改善が見られた。

総じて、売上高・営業利益・経常利益・純利益のいずれも「増加」が「減少」を上回り、良好に推移している。ただし、13社全社が「増加」となった売上の勢いに比べると、利益がそこまで伴っていない点は課題である。材料等のコスト高が要因の一つであるが、好調な機械産業やインフラ投資の下支えにより、幸い、売上の減少に繋がることなくインフレに功を奏しているものの、今後は、利益率の改善へ向けた取組が重要となる。

集計対象である、ねじの製造または販売を行い3月を決算月とする13社は次の各社。

アマテイ、大谷工業、尾張精機、ケー・エフ・シー、コンドーテック、サンコーテクノ、タツミ、テクノアソシエ、日亜鋼業、フルサト工業、ミスミグループ本社、ミネベアミツミ、ヤマシナ。

2017/11/27 金属産業新聞1面トップ

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